なんかこんな本が出るらしい。
https://www.amazon.co.jp/dp/4847061918
最初はクローズドで作ってある程度の期間運営する。安定してバグもあらかた取れて利用者が1つのサービスとしては多いかなってくらいになったら、OSSとして公開。自由に議論プラットフォームインスタンスを立てられるようにする。
ここでのキモは、インスタンスをまたがった議論をできるようにすること。
単一のサービスだとそのサービスの政治的中立性を保たないと運営できないが、中立性を保ったまま大きくなるのには限度がある。というかおそらく運営できない。
でも、複数インスタンスになれば、たとえば極端なネトウヨインスタンスとか反原発インスタンスみたいな、偏ったインスタンスができたとしても、インスタンスをまたがって議論できることによって、議論プラットフォーム全体としてはニュートラルな空間になる。
ワイルドカードはかなりやるの難しいと思う。でも一番面白いのはワイルドカードかな。
「多数派工作しても面白くない」「多数派と逆の意見を言うのが面白い」という仕組みにできれば、Twitterの炎上議論とは違う議論スペースができるのではないか?という淡い期待。
(つづき)
●議論の種類
登壇形式:司会者+登壇者方式。登壇者は主催者が事前に用意するか、観戦者から募集する。一般的には主催者=司会者だが、主催者が司会者を指名しても良い。
質疑応答形式:主催者自身および主催者が指定した登壇者ががまず自分が意見を述べ、それに他の人が質問や批判を行う。賛同意見は観戦タイムラインにのみ書くこと。
自由討論形式:主催者がテーマを決め、そのテーマに沿ってだれでも自由に発言できる。
ディベート形式:主催者が「賛成/反対」の2択になるようなテーマを決める。登壇するとシステムあるいは主催者により自動的にどちら側に立つかが決められ、その立場で発言する。最後まで立場を変えてはいけない。
「議論プラットフォーム」作ってみてるんですが、その仕様についてのメモ。(ご意見求む)
●登場人物
主催者:各議論のスレ主。議題や議論のルール、開始終了日時などを決める。
司会者:そのスレの進行役。主催者がやる場合もあれば、主催者が誰かに依頼する場合もある。
登壇者:そのスレでの発言者。
観戦者:スレを見てる人。自由に発言(コメント)できるが、発言は議論とは別のタイムラインに表示される。
※登壇者の発言と観戦者の発言をわけることでTwitterにありがちな「議論を見かけてちょっとコメントしただけなのに議論に巻き込まれてしまった」を防ぐ。登壇者は観戦者とのコミュニケーションはできない(見るだけ)。観戦者は登壇することができる。
ジョーカー(ワイルドカード):議論を活性化させるために、自分の意見かどうかに関係なく多数派の意見に反論する人。進行上多数派が逆転したら逆の人に反論しなければならない。こいつの仕様はキモだと思うけどまだあまりよく練ってない。
運営/管理者:議論内の意見に対してはニュートラルで、進行やシステムのサポートを行う。
TOMOKI++(脇元寛之)
マストドンインスタンス・ボカロ丼運営
議論のためのプラットフォーム「GironHub」運営
株式会社SGN 代表取締役
アウトラインプロセッサ「AUTLA(あうとら)」作者
被災地支援のためのマストドン研究会主宰
音楽/ロードバイク/写真(PENTAX)/お絵描き
お急ぎなご連絡などはメインのボカロ丼アカウント @tomoki までお願いします。
ツイッター:@tomokiwa