ファクトフルネス感想4
で、この本のポジティブな部分の感想。
著者がやろうとしているのは印象操作ではなくて「ファクトフルネス・フレームワーク」という、二元論を越えた、4段階分割式の思考/分析方法の提案なんだなーというのはわかった。
(なぜ4分割なのかとかは今のところ説明されていないし、特に新しさを感じるわけでもないけど)
あと「この本の読者はみんなLevel4(この本の中の用語での最裕福層)の住人であって、Level4 の人に Level1~3 のそれぞれの違いについて理解してもらうのはとてもむずかしいことだ」のようなことも書いてあって、この辺は著者の誠実さは感じた。
もしかしたら、この本を持ち上げたり出版させようとした人たちと、著者自身の間にも温度差があるんじゃないか。