読書について
本を読んでいて、いろんなアイデアが吹き出してきて、徐々に読む時間よりもメモる時間の方が増えてくることがよくある。
で、そうやって作られたメモを元に、その本を読んで感じたことや理解したこと、派生して考えたことなどをブログなどにあとからまとめることがあるけれども、それを書き上げたときに感じるのは、書き出すことができたものは、その本を読んでるときに吹き出してきたもののうちの3分の1にも満たないんじゃないかなということ。
しかもそのまとめを読んだ人にはそのさらに3分の1くらいしか伝わらないだろうということを考えると、トータルでは10分の1くらいしか他の人には伝えられない。
だからまとめじゃなくて本を読んだ方がいいんだよね。まとめを読んで理解した気になるのは絶対もったいない。伝わってきた10分の1の概要よりも、伝わってない10分の9を自分で感じて咀嚼することの方が遙かに重要。解説書とか超訳本でわかった気になるのはもったいない。そこで止まるなら読まなくていいのでは?っていうレベル。